七十郎蝦夷日記 =やっぱり冬は嫌い=

七十郎です。50代のしょぼくれたおっさんです。基本、出不精+現在、単身赴任中なのでそんなにネタはありません。

ぶらり2011_(1)

土曜日。あいにくの曇天でしたが、カロリー消費のために徒歩でぶらりと出かけました。今週は史跡などを巡るってことで、この日のコースは湯の川〜志苔館跡〜トラピスチヌ修道院〜湯の川として、13:30に自宅を出発。一つ目のチェックポイントは、湯倉神社境内下にある「湯の川温泉発祥の地碑」。


足湯のとこの看板では、松前藩主が夢のお告げによって皮膚病の治療のために湯治をして全快したとのことで、そこらあたりが発祥らしいです。
根崎のラグビー場やアーチェリー場の横を抜け、次の目的地「高松展望広場」に到着。

滑走路と飛行機を象った親水施設はけっこう広く、飛行機型のモニュメントから水が吹き出し、夏に小さい子を連れてくるのもいいかもしれませんね。この日は航空機の写真を撮るために大きな望遠レンズをもったおっさんたちが何人もおりました。たまたま、ANA便が着陸するところでしたが、みんな真剣に撮影なされておりました。
元の道に戻り、塩辛が有名なマルトミ松前商店前を通過し、次の目的地「志苔館跡」に到着。

室町時代初期、本州から流れてきた和人小林氏によって築かれたとされる道南十二館の一つ。2度のアイヌの蜂起によって館は陥落し、その後は廃館となったらしい。思っていたとおり、土塁などの跡と草っ原しかないが眺望はいい。
さて、次はトラピスチヌ修道院を目指す!も、すぐ近くの「空港緑地 志海苔ふれあい広場」を散策。

かなり広い公園で、谷に向けて坂なんかもあるので冬のソリ遊びが楽しいかもしれない。園内にあった船の形をした数少ない遊具は立ち入り禁止となっていた。こんなものも整備できないほど函館市には金がないってことだね。
銭亀町から中野町へは函館空港の滑走路下をくぐる道路でショートカット。こんな道あるなんて地図を見るまで知りませんでした、使う機会ないですので。

どうやらこの道路は、函館空港拡張の際にもともとあった市道の付替えとしてトンネル化したもののようですね。もともとの市道のほうに工事関連の看板によるとですが。
で、トンネルを出ると400mほどで函館牛乳「あいす118」でした。

まずまずの込み具合。ダイエット中ですし、すでに何度も家族で来ているのでソフトクリームは当然スルーです、悲しいけれど。
ここからは、瀬戸川まで歩道のない農道を歩く。皆さん、結構スピードを出して横を通過していくので危険ながらもその辺をフラフラと散策しながら歩く。タラノキなんかもあり、もう少し早ければタラの芽を採ることができたかもと思いながら。
やっと住宅が現れた瀬戸川町で上湯川小方面に右折し、市民の森の自由広場側に到着。ツツジが3分咲きって感じでした。

ここはアスレチック系の遊具もありますので子供も遊べますし、道内最大規模のアジサイ園がありますのでアジサイの開花時期におとずれるとすばらしい花を観賞することもできますよ。で、園内を通過したところで、ようやく「トラピスチヌ修道院」に到着。

とりあえず観光客に混ざって一通り見たのち、売店で前回来た時に買わなくて後悔したコーヒー飴(250円/100g)を購入。うん、まずまずおいしい。疲れた時にちょうどいい。
さて、あとは湯の川に戻るだけです。

松倉川沿いの遊歩道にはこのような看板があり、当然通ってみましたが、マムシは発見できず。松倉川にはウグイが数百匹単位で何か所にも群れをなしておりました。ほかの魚なら速攻釣ってみたいんだけど、うぐいじゃねぇ。最終ポイントは、湯の川の足湯です。

疲労回復効果を狙って15分ほど浸かりました。効果のほどはわかりません。
自宅には16:30に到着。さすがに15kmほど歩くと足が痛いですね。ダイエットに効果があったのかはわかりませんが明日も出かけるかと思いました。